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コニーの軌跡

2020年7月12日 全経簿記1級に合格しました☆彡

全経簿記1級に合格しました☆彡

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2020年7月に「全経簿記1級商業簿記会計学」を受験し、何とか合格点70点をクリアし、合格することができました。2020年の2月にもう一科目の「原価計算・工業簿記」に合格しており、これで2科目そろったので、晴れて「全経簿記1級合格」となりました!

この全経簿記1級は科目合格制なので、2科目受験し1科目不合格だったとしても、1年以内に残りの1科目に合格すれば1級合格の証書を取得できるのです。

 

全経簿記1級の勉強を始めたきっかけ

簿記の勉強を始めてしたのが2008年日商簿記3級を受験した時で、その時から気づいたら10年以上も経っていました。私もアラフォーになって、今のパートのままでいいのかな…転職を考えたほうがいいのかも…と思い始め、でも何をしたらいいのかわからず、取り敢えず日商2級が欲しくなり2019年11月に日商2級を受験しましたが、不合格でした。

なかなか日商2級はそんなに簡単にはいかないなぁ…と頭を悩ませていた時に、弥生カレッジCMCのYouTubeの動画で全経簿記1級が、どうやら日商2級と試験範囲が似ており、科目合格制でおすすめだということを知り、取り敢えず受験してみよう!と思ったわけです。

どのように勉強を始めたか

2020年2月の試験まであと3か月しかない!と思い、取り敢えず直感で行けそうな「原価計算・工業簿記」の1科目合格に的を絞って勉強を始めました。勉強に使った問題集は、ネットスクール出版の「全経簿記能力検定試験 公式問題集 1級」だけです。日商2級の勉強で、ある程度知識はあったので、これ1冊でいける!と思い、ひたすら問題集を解いていきました。1通り問題集を解き終わり、さほど過去問には手を付けず、試験日となりました。2月の試験では「1級商業簿記会計学」も申し込んでいたのですが、2科目一気に狙うのは絶対無理!と最初から思っていたので、商業簿記はほぼ1秒も勉強しないで本番に臨んでいました。

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2020年2月の全経1級

2月の全経1級は、試験会場では私一人だけの受験でした。同じ教室に3級受験の方が3名いらっしゃいました。9時からの商業簿記会計学は1秒も勉強していないので、やはりボロボロ…でも、次の原価計算・工業簿記ではしっかり問題集を解いていたこともあり、合格したかも…!?と思えるくらい手ごたえはありました。ちなみに原価計算・工業簿記の試験では、3級の方達は既に帰っていたので、私たった一人でした。試験官の先生と1対1の試験…何か気まずかったです。。。

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1週間後には合格発表があり、まずは2020年2月に全経簿記1級原価計算・工業簿記に合格できました。私が受けた197回の原価計算・工業簿記1級の合格率は63.19%と結構高めでした。もう1科目は1年以内に合格できればいいので、5月までにゆっくり勉強しよう…と思っていたら、私の住む盛岡では試験が実施されないとのこと。そこで一気に気が緩み、次は7月かぁ…まだまだだから気長に勉強しよう…と怠けてしまうのです…

2020年7月試験に向けて商業簿記の勉強を開始

それから、商業簿記会計学の勉強を始めたのですが、使ったテキストは工業簿記の時と同じネットスクールさんのものにしました。過去問も買って計2回転くらいはやったと思います。企業会計原則といって、毎回文章問題のようなものが試験に出るのですが、それについては過去問をまとめて、問われているキーワードをオレンジ色で表示したワード文書を自分で作り、赤シートで隠して暗記する勉強方法をやっていました。これで企業会計原則は繰り返し赤シート学習をして、試験直前までギリギリ知識を詰め込むスタイルで何とか乗り切りました。

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2020年7月に全経1級 商業簿記会計学を受験

 2020年7月の全経1級の商業簿記会計学は、盛岡の試験会場がコロナの影響で試験実施をすることができず、八戸市の専門学校で受験してきました。乗り物酔いが酷い私は、八戸市に前日入りして試験に挑みました。一人で新幹線に乗り、一人でホテルに宿泊する、、、何か初めてのお使い気分で少しワクワクドキドキでした(*’ω’*)

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盛岡で2月に受けた時とは違い、受験する人は私の入った教室で15名程度いました。みんな二十歳前後くらいの年齢で、試験会場の専門学校に通う生徒さん達らしく、お友達同士~って感じで、試験直前までおしゃべりしてリラックスした雰囲気でした。工業簿記よりも商業簿記の方が難しいと感じていて、試験の出来も正直自信はありませんでした。でも、過去問結構やったし、八戸市まで来て受けたので、絶対受かってて欲しいっ!って思っていました。

全経簿記1級の勉強は日商2級を目指す方に超おすすめ

結果は74点で合格でした!\(^_^)/これで、工業簿記・商業簿記の2科目がそろい、全経簿記1級に合格できたわけです。日商簿記2級は近年、連結会計などの難しい論点が入ってきており、合格率も低めです。

同じくらいの難易度と言われている全経簿記1級ですが、科目合格制ということもあり、1科目ずつ着実に勉強していけば、日商2級よりも合格しやすいと私は思いました。試験問題は過去問に似たような問題で、そんなにひねっているわけではなく、ちゃんと勉強した人は受かる資格だと思います。

日商2級にあと一歩届かなくて苦戦している方には、是非挑戦してみていただきたいです。

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